冷蔵庫の中に気がつかずに賞味期限を過ぎた食材が残ってしまう。機器に愛着がわかない。保存機能のみを有する機器にすぎない。
比較的小さな冷蔵庫を購入し、家に設置したときに冷蔵庫に名前をつけます。冷蔵庫は、家に設置された時から人口知能が作動し始めます。冷蔵庫にはバーコード付きの食材や飲料、その他調味料などを入れるときに、センサーが働いて、賞味期限と鮮度を把握します。同時に、外気温や湿度なども把握します。冷蔵庫は奥さんの友達のようです。仕事が終わり、家に帰ってくると、冷蔵庫に触ると話しかけてきます。「疲れがたまっているみたいだね。豚肉料理にしたらどう?」。買い物が終わり、家に帰ってくると、「その加工食材は、冷蔵庫でなく常温で保存できるよ」とか「この時期なら、その野菜は常温で一カ月は保存できるよ」と話しかけてきます。自然を意識して暮らすようになっています。これにより冬場には野菜は冷蔵庫に入れない習慣になりましたが、冷蔵庫のセンサーが隣においてある野菜ボックスをも感知します。「野菜もそろそろ食べないともったいないよ。」少し生意気だが、江戸っ子バージョンに設定しているので、粋な会話が楽しめています。今までは、故障すると、買い替え、が頭をよぎっていたのが、このしゃべる冷蔵庫にしてから、故障すると修理を考えるようになっています。
冷蔵庫の中の食べごろ状況を教えてくれる。会話が楽しめる。健康管理をしてくれる。
無駄な食材廃棄の削減。愛着のある機器の長期使用。