食べられる道

現在のライフスタイル Present LifeStyle

果物やおやつはスーパーで購入して、家で食べる。

将来の社会状況 Future of the Society

新しいライフスタイル New LifeStyle

公園や街路といった公共の場には、その地域に昔から植えられていた“食べられる樹木”が植えてあります。これは、地域の生物多様性を保全するという意味合いと、食物資源確保の意味合いからとりくみがスタートした『食べられる道づくり、街づくり運動』の成果でした。食べられる樹木は、自治体からの資金援助のもとに、意志ある地域の人たちがグループとなって交代で面倒を見ていますが、地域ごとに必ず『食べられる樹木アドバイザー』という専門家が配置され、虫が発生した、実がなかなか大きくならない、葉が落ちてしまったなどという緊急事態にはヘルプをしています。植えられているのは、夏ミカンや温州みかん、柿、無花果やびわといった土地柄を選ばない果樹であることが多いですが、場所によっては、街おこしの一環もあって、くるみや松の実が取れる朝鮮五葉、杏やブドウといった樹木がうえられているところもあります。地域の子どもが遊び時間にとって食べています。

生活者メリット Advantages in Consumer

育てる楽しみ、収穫する楽しみ。

環境面のメリット Advantages in Environmental Aspects

自然が身近になり、環境意識が高まる。

環境ソリューション分類 Environmental Solution Classification

必要な技術・製品・サービス・政策提案 Necessary Proposals for Technology, Products, Services, Policy

実践事例 Examples

関連するネイチャーテクノロジーの卵 Related Nature-Tech

このライフスタイルは電通グランドデザイン・ラボラトリーとの共同プロジェクトにより考案