打ち水は涼しくするためだけに行う。夏は窓を閉め切りエアコンで空調する。
夏、少し風が吹いている日には、一軒屋の部屋にいると暑いので窓を開けて過ごしています。風とともに周辺の植物が発する季節の匂いが一緒に家の中を漂います。家は風が効率よく通るように風の通り道が考えられて設計されています。街では、街ぐるみで街全体が涼しくなるよう打ち水を定期的に行っています。昔から始まった行事が、最近では、『匂いの洗剤』や『匂いの入浴剤』が販売され、街の雰囲気が変わりました。これらの商品は、洗濯の水や入浴の残り水を打ち水に利用することを想定した匂いのある剤です。これらの商品を利用して打ち水をすると、涼しくなるだけでなく、匂いをしばらく漂わせることができるのです。これらの商品は生分解性もよく下水の雨水管に流れても環境への悪影響はありません。ある町内会では打ち水の日時を決め、毎年打ち水の匂いを決めています。ある通り全体で行う匂いの打ち水によって通り全体に涼しげな風が吹き、良い夏の風物詩となっています。
新しい風物詩。節水。いいにおいの町。
節水。省エネ。