食材を隅から隅まで食べつくす努力が減りました。今使うところだけを使い、今必要でないところはそのまま捨ててしまう。
海外からの食品輸入量が減って、国内産の食材や食品を利用することが増えました。そして、同時に食品価格も非常に高騰したので、一旦購入した食品や食材は、あますとこなく最後まで使い切るようにしています。どうしても余ってしまうものは、スープになるもの、お漬物になるもの、ふりかけになるもの…と何タイプかに分かれるので、食材によって使い分けながら使い切っています。最近は、家庭用のフリーズドライならぬ、サンドライ方式の保存食作り器具もあって、わずかな太陽の光と熱でも効率的に集光して、清潔に乾燥して干した保存食をつくることもできるようになっています。魚介類も、丸ごと買ってきて、この器具で、干物をつくったり、煮干しを作ったりするようになりました。食べ終わった後の皮や骨は、『ちょっとした力で大きな粉砕力がある手動ミキサー』を使えば、カルシウムやコラーゲン粉末ができて、魚ですらまったく余すことがありません。
使い切る楽しみ。経費削減。
自然を身近に感じ、自然の成長スピードを体感でき、環境を意識する。