膨大な情報量に振り回され、質の高い情報を探すのに時間・エネルギー・資源を費やしてしまう。
動物の危険を察知する予知能力を活かした研究で、地震や津波がくる前に情報を集め、人々に危険を知らせる予報士の仕事をしています。この動物の予知能力は以前からその価値が認められていましたが、長年の研究により、主にゾウや鳥の行動から、その災害の前触れを知ることが可能となったのです。情報化社会といわれてから人間のもつ情報量は圧倒的に増えましたが、その質はというと、残念ながら量ほど高まっているとは言えません。そんな中、人間の限られた知覚を超え、あらゆる動物の知覚を新たな質の高い情報源として活かすことができないか、研究が続いています。
人間の能力を越えた能力を活用できる。身に迫るリスク回避できる。
無駄な情報に伴うエネルギー・資源などの環境負荷削減。