小川や虫の声など見向きもせず、どうなっているかわからないまま生活している。自然の呼吸を体感して生活している人は少ない。
都内の各所で一旦ふさがれた小川が復活しました。昔ながらの景観と取り戻そうとする動きと、生物多様性保全の動きが小川復活を実現したのです。少しずつ水辺の生き物が戻ってきて、水辺の生き物に詳しい人が水辺の管理と案内を務めるプロが常駐するようになりました。夜に活躍するのが、夜行性の虫や生き物の活動に影響の少ない街灯や、暗い中でも安心して歩ける、人を感知してほのかに光る歩道や歩道橋です。一方で、人が歩くことに反応する本物の虫の鳴き声は、季節や時間帯によって微妙に変わっていくことにも気づくようになりました。季節や生物の変化を感じることが、人の癒しにつながっています。
自然の呼吸を感じることができる。季節を味わうことができる。自然で遊べる。
生き物が身近になり、大切にするようになる。生き物に合わせた街灯利用。